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2019.4.23

【補聴器購入費用を医療費控除対象にしたい!】補聴器と医療費控除について(2019年 最新版)

「耳が聞こえにくくなったから補聴器を買いたいのだけれど、税制上何かしらの優遇はあるのだろうか・・・」「今年は体調を崩して入院したから医療費がかさんでしまったわ。補聴器も買おうと思っているんだけど、確定申告の医療費控除の時に補聴器はどういう扱いなのかしら?」

このように、補聴器の税制上の優遇についてとお問合せは、私たちヒヤリングストアでもご相談いただくことがあります。補聴器は医療機器ということもあり、もともと非課税の製品ではあります。それに、以前から確定申告の医療費控除の対象ではありましたが、「医師の診断書」が必要であったため、その手続きをされる方もそんなに多くはない状態でした。
しかし、超高齢社会を迎え、補聴器が必要な方が増えるとともに、少しでも負担を軽くしたいという声も高まってきました。そのような背景をもとに、平成30年度(2018年)から制度が新しくなりました。今回はその方法についてお話します。

補聴器購入費用を医療費控除対象にするために

大事なのは以下3点です。

1. 購入前に「補聴器相談医」を受診しましょう

まずは近くの耳鼻咽喉科で「補聴器相談医」の資格をもつ先生を受診します。
補聴器相談医の先生がどこに在籍しているかは「日本耳鼻咽喉科学会」ホームページの「補聴器相談医」リストから調べることができます。

その耳鼻咽喉科で、診察・検査を受け、補聴器が必要かどうかの判断を仰ぎます。
必要な場合、患者さんが希望すれば、補聴器相談医の先生が「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を記入してくれます。

2. 「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を持って補聴器販売店へ

耳鼻咽喉科を受診した後、補聴器販売店で相談・試聴をします。もし、補聴器が役に立つようでしたら購入します。購入の際、販売店から「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」の写しと領収書を受け取ります。

3. 購入は「認定補聴器技能者」が在籍している「認定補聴器専門店」へ

補聴器相談医の先生が発行する「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」は、医療機関においても大事な報告書になりますので、診療情報提供書に対する返信がきちんと書ける補聴器販売店で購入することが望ましいです。実は、補聴器販売店は「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」をお客様から受け取ると、送信元の先生に「補聴器適合に関する報告書」という書類を書いてお返ししなければなりません。その際には、購入した補聴器のデータや調整の状態、経緯などをまとめて記入します。ここでしっかりとした報告書を書いて補聴器相談医の先生にお返しすることで、責任を持って補聴器の販売をしたことになります。この報告書を記載するには、補聴器販売者として十分な知識と技能を持ったうえで、補聴器の適合を測定したデータが必要になります。そのため、購入は技術と設備が担保された「認定補聴器技能者」が在籍している「認定補聴器専門店」をお勧めしているのです。

補聴器の医療費控除によってどれくらいメリットがあるの?

これもよく聞かれる質問です。確定申告によってどれくらいの還付金があるのかどうかは個人の所得と控除の条件によって異なりますので一概には言えませんが、医療費控除の対象となる金額は以下の通りです。

● 所得金額が200万円以上の場合
[実際に支払った医療費控除の合計額] – [保険金などで補填される金額] -10万円

● 所得金額が200万円未満の場合
[実際に支払った医療費控除の合計額] – [保険金などで補填される金額] – [総所得金額等の5%の金額]

よって、所得金額が200万円以上の場合、補聴器の購入金額が10万円以上であれば、医療費控除の対象金額が発生することになります。

「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」の写しと領収書はきちんと保管しておこう

確定申告の際、医療費控除については領収書が提出不要になった(平成29年度)のはご存知の方も多いと思います。その代わりに「医療費控除の明細書」を作成し、添付することになりました。
しかし、領収書には保管義務があります。自宅で5年間は保存する必要があり、税務署からの求めがあれば、提示または提出しなければなりません。
また、年が明けて2月ごろになって確定申告の書類を書き始めた時に「領収書がない!」「診療情報提供書(写し)がない!」といったことが無いように、日頃から書類の管理をしておきましょう。

毎年、確定申告をされる方で今年補聴器を購入される方は、上記の手順の通り手続きをしてみてはいかがでしょうか。
確定申告と医療費控除の詳細については、国税庁のホームページを調べるか、税務署などの専門機関へお問い合わせください。

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