補聴器の色は、かつての肌色だけでなく、多彩な選択肢があります。補聴器選びでは、聴力への適合はもちろん、見た目の印象も大切な要素だと、ヒヤリングストアは考えています。
髪や肌の色に合わせて目立たなくするか、ファッションの一部としておしゃれな色を選ぶか、悩む方もいらっしゃいます。本記事では補聴器の色の選び方を、たくさんの補聴器販売の経験から解説します。
補聴器の人気の色とは

補聴器は、聴こえの性能だけでなく、見た目の印象を左右する色選びも重要なポイントです。
最近はカラーバリエーションが豊富で、使う人の好みやライフスタイルに合わせて選べるようになっています。
補聴器の人気の色
- ベージュ系(肌色)
- シルバー・グレー系
- ブラック
ベージュ系(肌色)

ベージュ系は肌の色になじみやすく、補聴器を目立たせたくない方に長年選ばれている定番色です。
遠くから見た場合特に目立ちにくい特徴があります。特に髪の短い方や、耳周りをすっきり見せたい場合に適しています。
シルバー・グレー系

シルバー・グレー系は、白髪に自然と溶け込み、スタイリッシュで落ち着いた印象を与えます。
補聴器というより、お洒落なガジェットのように見える効果も人気の理由です。
ブラック

黒い色は、黒髪になじむだけでなく、ワイヤレスイヤホンのような見た目でおしゃれに装用したい方に人気です。
引き締まったクールな印象を与えます。耳穴の中に入れる小型補聴器の場合、肌色よりも黒い色の方がより目立ちにくいという特徴があります。
補聴器の形状による見え方の違い

補聴器の色を考えるうえで、補聴器の形状は重要です。形状によって目立つ色、目立たない色が変わるため注意しましょう。
- 耳かけ型(小さいタイプ)の見え方
- 耳かけ型(大きいタイプ)の見え方
- 耳あな型(小さいタイプ)の見え方
- 耳あな型(大きいタイプ)の見え方
補聴器の色は左右で違う?
両耳に補聴器を装用する場合、左右の聴力が異なるため、それぞれに合わせた調整がされています。左右を間違えて装用すると、適切な聞こえが得られません。そのため、左右で間違えないよう、補聴器本体の色を左右で変える場合が多いです。
世界的な基準として、左耳用が「青色」、右耳用が「赤色」で区別することが多いです(そうしなければいけないという決まりはありません)。
左右で色を変える場合、以下のような方法があります。
- 補聴器本体の色自体を左右で変える(他の人から見えにくい部分)

- 補聴器の一部に色を付けてわかりやすくする

目立たない補聴器を選ぶ際におすすめの色は?

補聴器を目立たせたくない場合、周囲の色に溶け込ませることが重要です。特に耳かけ型補聴器は、本体が耳の後ろに隠れるため、髪や肌とのバランスを考えるのが基本です。
耳あな型の場合、耳の奥まで入る小型の補聴器をオーダーメイドで作成すると、最も目立ちにくい形で作成できます。
ブラック
黒は、耳かけ型補聴器の場合黒髪によくなじみます。またメガネのツルのように見えるという利点もあります。小型補聴器の場合、黒い色にすることで耳の穴の影と同化して見え、そばにいても着けていることがわかりません。
大きいタイプの耳あな型の場合、黒を選ぶとワイヤレスイヤホンのようにも見え、補聴器と気づかれにくいという利点があります。
ベージュ
肌色は、耳の肌色になじむため、補聴器本体の存在感を和らげます。特に髪が短い方や、耳周りを出すヘアスタイルの方にとって、目立ちにくい色で安心の選択肢です。
グレー
グレーは、白髪やロマンスグレーの髪色に非常によくなじみます。肌色を選ぶよりも髪色に合わせることで、一体感が生まれ、目立ちにくくなります。
※一般的に、耳あな型補聴器の場合グレーのカラーはありません(一部メーカーでチタン製のメタリックなシルバーカラーの補聴器がございます)。
髪色と合わせる(耳かけ型の場合)
耳の上に本体をかけて使用する耳かけ型補聴器の場合、髪色に合わせるのが、目立たなくする最も効果的な方法です。
ダークブラウンや栗色、金髪に近い色など、各メーカーが髪色に合わせた多様なカラーを用意しています。

おしゃれ・かっこいい補聴器の選び方

補聴器を隠すのではなく、自分らしさを表現するアイテムとして楽しむ選び方もあります。近年はデザイン性の高いモデルが増え、ファッションの一部として補聴器を取り入れる方が増えています。
- アクセサリーや普段の服装の色と合わせる
- 自分の好きな色やデザインを選ぶ
アクセサリーや普段の服装の色と合わせる
眼鏡のフレームやピアスの色、よく着る服の系統に合わせて補聴器の色を選ぶと、全体に統一感が生まれて洗練された印象になります。小物と色をリンクさせるのが簡単な手法です。
自分の好きな色やデザインを選ぶ
ピンクやブルー、メタリックカラーといった鮮やかな色や、ツートンカラーなどの個性的なデザインを選ぶ方法です。補聴器を「見せる」ことで、自信を持って楽しむことができます。
おしゃれ・かっこいいでおすすめの補聴器4選
従来の「大きくて目立つ」という補聴器のイメージは過去のものとなり、現在では機能性だけでなく、デザイン性も飛躍的に向上しています。
アクセサリー感覚で身につけられるスタイリッシュなモデルが増え、自分のスタイルに合わせて選べるようになりました。ここでは「見せるおしゃれ」から「見せないおしゃれ」まで、デザイン性に優れた代表的な補聴器を4つ紹介します。

シグニア スタイレット IX (Signia Styletto IX)

- メーカー名: シグニア
- 価格相場(片耳): 214,000円~
特徴
スリムで洗練されたスティック状のデザインが特徴で、補聴器のイメージを刷新したモデルです。
豊富なカラーバリエーションが用意されており、まるでアクセサリーのようにファッションの一部として楽しめます。持ち運びやすいおしゃれな充電ケースも魅力で、「見せるおしゃれ」を追求したい方に最適な一台です。
シグニア インシオ IIC ブラックプレミアム(Signia insio BLACKPREMIUM)

- メーカー名: シグニア
- 価格相場(片耳): 490,000円~
特徴
耳の奥に収まる極小サイズの補聴器で、装用していることがほとんど分からない点が最大の魅力です。
シグニアの高性能チップにより、小型ながらもしっかりとした聞こえを実現。見た目を気にされる方にも安心してお使いいただけます。
スターキー エッジ AI (Starkey Edge AI )

- メーカー名: スターキー
- 価格相場(片耳):250,000円~
特徴
「見せないおしゃれ」を究極の形で実現した、オーダーメイドの超小型耳あな型補聴器です。耳の中に完全に収まるため、外見からは装着していることがほとんど分かりません。
最新のAIを搭載し、優れた聞こえを提供しながら、誰にも気づかれずに使用したいというニーズに的確に応えるモデルです。
フィリップス ヒアリンク 50シリーズ (Philips HearLink50 シリーズ)
- メーカー名: フィリップス
- 価格相場(片耳): 270,000円~
特徴
世界的なデザイン賞を受賞した経歴を持つ、ミニマルで美しいデザインが魅力の耳かけ型補聴器です。華美な装飾を排した上品なフォルムと落ち着いたカラーリングは、まさに大人のための「かっこいい」一台と言えるでしょう。
質の高いプロダクトデザインと、優れた聞こえのサポートを両立したい方におすすめです。
補聴器選びは、聞こえの改善だけでなく、生活の質を向上させるための重要な決断です。しかし、多くの種類がある中で、自分に合った補聴器を選ぶのは難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また補聴器は、購入後の調整やメンテナンスが重要です。定期的な聴力測定やクリーニング、故障時の対応など、手厚いアフターサポートを受けられる販売店を選ぶことも大切です。
ヒヤリングストアでは、お客様おひとりお一人の聞こえの状態やご希望に合わせた最適な器種選択ができるように最新の設備を取り揃えております。
聴力状態を確認しながらの無料カウンセリングも行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。


