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2026.2.24

補聴器を安く買う方法を補聴器販売店が解説!補助金や医療費控除の割引制度も紹介

補聴器は精密な電子機器であり、片耳で十万円台から数十万円という価格設定が一般的です。購入を検討するにあたって、費用の高さが懸念事項となるケースは少なくありません。

認定補聴器技能者の専門的な視点から、補聴器を安く入手するための有効な方法を詳しく解説します。自治体の補助金制度や医療費控除の活用、各販売店の割引サービスの比較など、負担を最小限に抑えつつ最適な製品を選ぶための具体的な情報を網羅しました。

補聴器を安く買う方法5選

補聴器の購入費用を抑えるためには、公的な制度の活用と最適な購入経路の選定が重要です。精密機器である補聴器は高額な買い物になるため、負担を軽減する手段を把握しておくことは非常に有益です。

認定補聴器技能者の視点から、費用を抑えつつ納得のいく製品を選ぶための具体的な手法を解説します。

補聴器を安く買うための主な方法は、以下の5点です。

• 医療費控除の利用
• 自治体独自の補助金制度の活用
• 障害者総合支援法による支給
• 補聴器販売店の独自キャンペーン利用
• インターネット通販サイトでの購入

各方法の特徴を比較表にまとめました。

割引方法 割引率・還付額 メリット デメリット

1章目:医療費控除を利用して補聴器を安く買う方法

補聴器は医療機器であり、特定の条件を満たすことで医療費控除の対象となります。

この制度を活用すると、支払った税金の一部が還付されるため、実質的な購入費用を抑えることが可能です。正しい申請手順と節税効果について解説します。

医療費控除とは

医療費控除は、一年間に支払った医療費の総額が一定額を超えた場合に、所得税の一部が還付されたり住民税が軽減されたりする制度です。

補聴器の購入費用も、適切な手続きを踏むことで医療費の一部として認められます。補聴器相談医の診断に基づき、医師による治療の一環として補聴器が必要であると証明されることが条件となります。

補聴器の医療費控除でいくら安くなる?

還付される金額は、補聴器を含む年間の医療費から10万円(所得が200万円未満の場合は所得の5%)を差し引いた額に所得税率を乗じたものとなります。

年間の所得額によって税率が変動するため、高所得者ほど還付額は大きくなる傾向にあります。医療費控除のメリットは以下の通りです。

• 所得税の還付
• 翌年の住民税の減額
• 同一生計の家族分も合算可能

例えば、課税所得が400万円の方が30万円の補聴器を購入した場合、約4万円の税負担軽減が見込める計算となります。

シグニアやオーティコンといった高機能な製品は片耳で20万円以上することも珍しくありません。高額な製品ほど医療費控除による経済的な恩恵があります。

補聴器購入で医療費控除を活用する方法

控除を受けるためには、購入前に医師の診断を受ける必要があります。

手順は以下の通りです。

1. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が認定する補聴器相談医を受診。
2. 補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)を取得。
3. 認定補聴器専門店などの販売店で補聴器を購入し領収書を受け取る。
4. 確定申告時に情報提供書の写しと領収書を基に申告。

医療費控除の対象となるには、単なる購入ではなく治療の必要性が前提となるため、必ず購入前に医師に相談してください。確定申告の時期にまとめて手続きを行うことで、実質的な負担額を軽減できます。

2章目:自治体の補助金で補聴器を安く買う方法

補聴器の購入に際して、自治体が独自に提供する補助金制度を活用することは非常に有効な手段です。

加齢による難聴は生活の質に直結するため、多くの自治体が支援体制を整えています地域ごとの制度を正しく把握し、負担を軽減する方法を推奨します。

補聴器購入に関する自治体の補助金制度とは

自治体の補助金制度は、聴覚障害者手帳の交付対象には該当しないものの、日常生活に支障がある高齢者を主な対象としています。難聴に伴うコミュニケーションの減少や、認知機能の低下を予防することが目的です。

対象者は主に65歳以上(※)で、医師により補聴器の必要性が認められた住民に限られます。お住まいの地域の福祉窓口で、事前の申請が必要となる点に注意が必要です。

(※)自治体により対象年齢が異なります

自治体の補聴器に関する補助金制度例

いくつかの自治体における補助金制度の具体例を以下の表にまとめました。

各自治体で助成の対象となる条件や申請方法、必要な書類が異なります。どのメーカーの製品を検討する際も、自治体の助成金は大きな助けとなります。必ず購入前に申請を行い、承認を受けてから販売店で製品を選ぶ手順を守ってください。

3章目:障害者総合支援法で補聴器を安く買う方法

身体障害者手帳の交付対象となる難聴がある場合、障害者総合支援法を活用することで、費用負担軽減を受けられます。法制度に基づいた公的な支援の仕組みについて、詳しく解説します。

障害者総合支援法とは

障害者総合支援法は、障害のある方が日常生活を円滑に送れるよう、福祉用具の購入費用を公費で負担する制度です。聴覚障害の身体障害者手帳を所持している方が対象となり、所得に応じて費用の支給が行われます。

障害者総合支援法を利用すると補聴器はいくら安くなる?

補聴器購入時の割引額(支給額)はいくら?

メーカーごとに障害者総合支援法対応の機種が定められており、原則として購入費用の1割が自己負担となります。

厚生労働省が定める基準額に基づき算出され、シグニア補聴器やオーティコン補聴器といったメーカーの支援法対応モデルであれば、数千円から数万円の負担で購入可能です。

基準額を超える高機能な製品を希望する場合でも、自治体によっては差額を自己負担することで購入できるケースがあります。住民税非課税世帯の方は自己負担が無料になるなど、経済的メリットが非常に大きい制度です。

補聴器購入に関する障害者総合支援法の割引を受ける方法

障害者総合支援法について手続きは以下の手順で進めます。

• 市区町村の福祉窓口で身体障害者診断書と補装具用診断書の申請用紙を取得
• 指定医を受診し身体障害者診断書と補装具用診断書を取得
• 市区町村の福祉窓口で身体障害者手帳の申請
• 補聴器の支給申請および販売店での見積書作成
• 自治体からの支給決定通知の受領と製品の受け取り

まず指定医の診察を受け、診断書を作成してもらう必要があります。福祉窓口で手帳申請を行い、交付後に改めて支給申請を行います。

販売店から見積書を取得し、自治体の承認を経てから製品を受け取る流れです。専門家と相談し、自身の聴力に最適な製品を選定してください。

4章目:通販サイトで補聴器を安く購入する方法

店舗へ足を運ばずに購入できる通販サイトは、利便性と価格の安さから注目を集めています。通販サイトを利用して費用を抑える際の具体的な目安と、購入前に確認すべきリスクについて解説します。

通販サイトで補聴器を購入するといくら安くなる?

通販サイトでは、店舗維持費や対面サービス費用が抑えられているため、販売価格が非常に低く設定されています。

実店舗では片耳10万円以上するモデルが一般的ですが、Amazonや楽天市場では数万円台から購入可能です。初期費用を大幅に抑えたい方にとって、通販サイトは魅力的な選択肢となります。

通販サイトで補聴器を購入する際の注意点

通販サイトでの購入には、価格面でのメリットがある一方で、いくつかの重要な注意点が存在します。専門的な調整が受けられない点を理解した上での検討が求められます。

留意すべき点は以下の通りです。

• 自身でフィッティングを行う必要がある点
• 聴力検査の結果に合わせてフィッティングすることができない
• アフターフォローの体制が限られる点
• 医療機器ではない「集音器」が混在している点

通信販売で提供される製品の多くは耳あな型などの既製品であり、個人の聴力に合わせた細かな音質調整を行うことが困難です。店舗での認定補聴器技能者による聴力測定や精密なフィッティングを受けられないため、使用環境によっては聞こえの改善が不十分になるリスクがあります。

また、故障時の修理受付や定期的なクリーニング、再調整を自分自身で手配しなければなりません。購入前には必ず、厚生労働省の認証を受けた「管理医療機器」としての補聴器であるかを確認してください。

安価な集音器と混同せず、製品の仕様や保証内容、返品制度の有無を精査することが、失敗を防ぐために極めて重要です。

5章目:補聴器専門店で補聴器を安く購入する方法

補聴器販売店で購入するメリットは、対面での細やかなカウンセリングと聴力に合わせた精密な調整が受けられる点にあります。

実店舗は高価なイメージを持たれがちですが、独自のキャンペーンを活用することで、納得のいく価格で高品質な製品を入手することが可能です。長期的な使用を考慮すると、店舗での割引制度の活用は非常に賢明な選択といえます。

補聴器販売店での割引はどんなものがある?

多くの店舗では、古い補聴器からの買い替えを対象とした下取りサービスを実施しています。

また、紹介割引や期間限定の優待フェア、電池がセットになったプランなども一般的です。店舗独自のキャンペーンのほか、アフターメンテナンス費用を含めた総額を軽減できる施策を行っている店舗もあります。

6章目:小型補聴器専門店ヒヤリングストアでは補聴器を安く購入するサポートも充実

ヒヤリングストアでは補聴器を購入するためのサポートとして、以下の取り組みを行っております。

・医療費控除
補聴器適合に関する診療情報提供書の作成について、連携している補聴器相談医へのご案内

・自治体の補助金
各自治体の申請内容を調べ、申請に必要な書類のご案内、診察をしてくださる医師へのご案内

・障害者総合支援法
障害者手帳の取得および補聴器作成のための身体障害者診断書と補装具用診断書の作成が可能な医師へのご案内

・ご紹介キャンペーン
ヒヤリングストアにて補聴器をお求めのお客様よりご紹介頂いた方へ、特別価格でのご提供

・補聴器下取りサービス
新しい補聴器をお求めの際に、古い補聴器を2台まで下取り

・期間限定セール
時期により、特別セールを開催(詳しくは店舗へお問い合わせください)

 

補聴器選びは、聞こえの改善だけでなく、生活の質を向上させるための重要な決断です。

しかし、多くの種類がある中で、自分に合った補聴器を選ぶのは難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また補聴器は、購入後の調整やメンテナンスが重要です。定期的な聴力測定やクリーニング、故障時の対応など、手厚いアフターサポートを受けられる販売店を選ぶことも大切です。

ヒヤリングストアでは、お客様おひとりお一人の聞こえの状態やご希望に合わせた最適な器種選択ができるように最新の設備を取り揃えております。

聴力状態を確認しながらの無料カウンセリングも行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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