ローディング
voice

06

愛用者インタビュー
ゲスト:下川さま
インタビュー:小泉庸子

昨年8月から使い始めたところ、みるみる世界が変わり、毎日が楽しいと笑顔いっぱいでお話してくださる方がいらっしゃいます。
ボイス6回目は新宿西口店のお客様、下川さまをご紹介します。

感音性難聴と診断

「本当に感謝しかないんですよ」と何度も笑顔を見せてくださる下川さま。その豊かな表情にこちらも嬉しくなりますが、自分に最適な“聞こえ”を手に入れるまでに10年弱の歳月を要したと振り返ります。

「2008年のことでした。病床の母の声に声をかけられたのですが、何を言っているのか聞こえないんです。それが何度か続き、さすがに『おかしいな・・・・・・』と。そこで通信販売の集音器を購入して急場をしのぐことにしたのです」
それが56歳のときでした。イヤホンタイプだったことから、いかにも装着していますということが明らかで、「見えることに抵抗があった」そうです。とはいえ背に腹は代えられないと、使い続けていました。また、性能として満足のいくものではなく、外出先などで聞こえづらいときはおともだちがサポート。ただ「風が吹くと雑音で声が聞こえなくなる」こともあり、耳穴式の集音器に変更したそうです。

その後、一度はきちんと検査してもらおうと、2013年、病院の扉をたたきました。最初は開業医に、そして大学病院へ、そして耳の聞こえに成果を出しているという総合病院を訪れました。「すべてのお医者様で『感音性難聴』という診断でした」感音性難聴とは内耳などの障害によって起こる難聴で、原因は加齢や病気、騒音、ストレスなどさまざまですが、現在は根本的な治療方法はありません。「どの病院でも『感音性難聴です』という診断でした。どうすれば良いか分からなくなってしまいました。」

そこで下川さまは一念発起して歌曲の教室に飛び込むのです。
「オペラが好きで、いずれは歌も習いたいと思っていたんです。まだ自分の声が聞こえるうちに、ドイツ語で歌いたい。よし、教室に行こう!」耳が悪いことは隠しませんでした。下川さまを受け入れた先生をはじめ、生徒さんも皆、さまざまなシーンで彼女をサポートしてくれたそうです。そんな優しさを引き出したのは下川さまが一生懸命、歌に向き合っていたからに違いありません。

初めて補聴器に接したヒヤリングストア新宿西口店。おしゃれで入りやすいのが特徴です。接客の良さ、お店の雰囲気に惹かれたと下川さん。

補聴器を買うことも勇気が必要。勇気を振り絞ってショップへ。

そうして3年ほどたった昨年のある日、下川さまはメディアで接したある情報に驚かされることになります。「難聴は、認知症につながる原因の一つであるということでした。本当に驚いてしまったんです」

そこでインターネットで検索して、その中から3件のお店に絞り、訪ねてみようと心に決めます。「それでも不安でした。本当に勇気を振り絞りました。高い買い物ですし、売りつけられたらどうしよう、とかね(笑)でも本当は補聴器を使っても聞こえるようにならないと言われることが怖かった。それを考えはじめると勇気も萎えちゃうくらい」それでも意を決して訪ねた一件目で不快な思いをしてしまうことに。
「集音器しか知らないものですから、予算感がつかめなかったんですね。それで提示した想定金額に対して、心無いことも言われて、ガッカリして店を出たんです」

普通の人ならここで引き下がるところですが、下川さまは違いました。「もう一件行ってみよう」と、勇気を出したのです。数日後、そうして訪れたのがヒヤリングストア新宿西口店でした。

「店頭の補聴器を見せていただきました。実はそのときまで、補聴器のかたちも種類も知らなかったの(笑)また接客も感じが良くて、ホッとしたんです。でも1件目のショックが尾を引いていて、とてもじっくりお話する気分になれなくて。それで後日改めて来店したんです」
そうして、下川さまは自分の聞こえに理解を示す相手に初めて出会えたと振り返ります。「本当に救われました。予算もよくわかってませんから、顧客になるかもわからないのに、私の聞こえに対して真摯に耳を傾けて下さり、すべてを理解してくれたんです。その上でいい補聴器を提案していただいた。よし、試してみようという気持ちになれました」

ヒヤリングストアでは事前の無料お試しレンタルを行っていますが、下川さまはこの時に感動を味わったそうです。「私は以前こんなに聞こえていたんだ!すごく驚いて、嬉しくて、感動しました」

補聴器を使っても聞こえるようならないかもしれないという恐怖もすっかり消え去りました。さっそく借りた補聴器を着けて歌のレッスンへ。
「先生は補聴器を着けたことをわかってらしたんです。今日は取りづらい音や苦手な音がよく出ていたと、聞こえているのがよくわかりますとおっしゃってくれた。そんなに差が明らかだということにも驚きましたけれど、先生が喜んでくださっていることが嬉しくて、購入を決めたんです」

お使いの「オリオン2CIC」。使用する環境に合わせたモード設定が可能です。1は普段用、2は歌用に設定。

自分に最適な「補聴器」に出会えたこと。それが豊かな生活の始まり

下川さまは目立たない耳穴式「オリオン2CIC」をチョイス。こちらは耳の形に合わせた完全オーダーメイドであることもまた、下川さまを感動させたポイントだったようです。「目立たないのはいいけれど、気づかぬうちに耳からポロッと落ちたらどうしようって心配していました。使ったことがない方は気になると思うんですが、これはピタッとハマって落ちないの。このノウハウに感激しちゃって。本当に安心して使えるんですよ」さらにオリオン2CICには使用する環境に応じて、違った聞こえ方に設定できる機能を搭載しています。下川さまは普段用と歌用にモードを切り替えて使っています。
「歌用ですと、高いソもきちんと聞こえるように設定してあります。操作はスマホですぐにできるのでとても便利で簡単です」

補聴器を使うようになってから、世界は広がったと下川さまは話します。聞こえないことで誰かに迷惑をかけたくない、受け答えが難しいため必要以上に話をしない、人のいるところでは目立たないようにする・・・・・・以前はそんな風に過ごしていたと振り返ります。しかしいまは多くの人に「明るく、元気になった」と言われると嬉しいそうです。

いまや活躍の場は歌の教室だけにとどまりません。これまで息を潜めて過ごしていたという自治会、エッセイの会でも、積極的に活躍の場を広げ、いまでは自分から手を挙げてサポートする側にもなっているそうです。
おそらく聞こえていたころの下川さまは明るく、元気で、積極的な方だったのでしょう。その本来の性格を取り戻しています。

下川さまと店長の村重。「来るたびに微妙なところを調整してくださって感謝しています。村重さんはこちらの“困った”を予測しているようで、毎回嬉しいやら、驚くやら。いつも楽しませてもらっています」と全面的に信頼していると話す下川さま。

「感謝しかありません。聞こえるようにしてくださったことだけでなく、聞こえなかったころの私をサポートしてくださった方々にも。まだ使い始めて1年も経っていませんが、いまは人生が変わったと思えるくらい、毎日を謳歌しています」
お話しをしていると、発表会でのアクシデントや次のコンサートの話、銀座でお嬢様と一緒にテレビ局のインタビューを受けた話など、聞こえるからこそ楽しめたエピソードが次々に出てくる下川さま。これからの日々はさらに多くのエピソードで彩られることになることでしょう。