ローディング
voice

02

愛用者インタビュー
ゲスト : 長島 さま
インタビュー:小泉庸子

補聴器を使いこなして、心から暮らしを楽しんでいる方がいらっしゃいます。
2回目は、東京都目黒区の長島さまを紹介いたします。
82歳とは思えない行動力をお持ちのお客様です。どんな方なのでしょうか。

目立たないことが長島さまの第一条件だったとか。「いまは髪型や眼鏡も気にしなくていいし、おしゃれにも前向きになれますね」と長島さま。

子どものPTAの会合で 「あら、よく聞こえないわ」

「最初に聞き取りにくさを感じたのは、子どものPTAの会合のとき。体育館の後ろの方に座ったりしたときに、聞き取りにくさを感じることがありましたね」 ただし、“具体的な困った”がないことから、さほど重要視していなかったと長島さま。その後、60代に入ってから、徐々に電話が聞き取りづらくなっていったことから、聴力の低下を自覚しはじめたそうです。何かモヤモヤとした気持ちだった長島さまの目に飛び込んできたのが、デパートの眼鏡売り場が出した補聴器の新聞広告でした。 「これだわ、と思って、すぐにそのデパートに出かけました」 それが20年ほどの前のこと。 「そのお店とは10年くらいお付き合いしたかしら。聴力の低下に応じて、3つの補聴器を買い直しました」 「そんななかで次に出会ったのが『ヒヤリングストア』でした。今度はバスの中の広告が目に入ったんです。補聴器の専門店があると知って、自然と足が向きました」と話します。 それが2008年、長島さまが74歳のときのことでした。担当したのがヒヤリングストア目黒店で当時店長をしていた弊社代表清水でした。出会ったとき、長島さまが清水に「まるで神様みたい」と感じたそう。 「細部を言わなくても、どういうときに聞こえないか、どう聞こえないかをわかってくれる。これは前のお店ではなかった嬉しい体験でした。また私の生活環境やスタイルもきちんと理解してくださる。これは本当にありがたかったですね」と振り返ります。 聞こえないということは感覚的なこと。ゆえに言葉で説明するのは簡単なことではありません。10年もの間、補聴器のレベルが“自分の聞こえ”にフィットしていないと感じていたからこそ、清水の的確なアドバイスが嬉しかったと話します。 「視界がクリアになるように、目の前が開けた感じ。これだ!と強く思いましたね」

2度のがんを体験し、また今年は黄斑円孔の手術を受けたそう。病気に立ち向かう際に、先生の話がしっかり聞けることはとても大切と長島さま。「自分のことですから、家族任せにしたくはありません」と話します。

人生は自分で決めていく。 誰かに頼る生き方はイヤなんです

それ以来、最高の耳を手に入れたと長島さまは手放しで喜びます。 「朝起きてから寝るまで、ずっと一緒にいます。違和感?まったくないですよ。着けているのを忘れて、お風呂に入っちゃうこともあるくらい(笑)」 生来からアクティブな性格の長島さまですが、そのパワーは衰えることがないようです。13年間続けている趣味のフラダンスを始め、これまでの経験を活かして書道、華道、茶道、そして折り紙を教えるボランティアも積極的に行っているのだそう。そんな自分を「おせっかいなのよ」と謙遜して評しますが、人のために何かがしたい、社会に貢献したいという気持ちに溢れているのです。 そして、こうした活動の際はどこへでも公共機関を利用して出かけるそうですが、それも「聞こえるからできること」と、“聞こえる”ことが活動範囲を広げているとも話してくれました。 「聞こえない状態での外出は危険。ですから家族に付き添いを頼むことになります。すると少しずつ家族の負担が増えますし、それが重なると外出しづらくなってしまう。そんなのイヤでしょう。私は他人様に迷惑をかけたくないし、それに何かしたいと思ったときに、外出を自分で決めることができるのは素晴らしいことだと思うんです。聞えることは行動の自由を手に入れることと同じなんです」 長島さまのご友人も聞こえづらくなったことで、外出が減った方もいらっしゃったとか。そんな方に補聴器を勧めているそうです。 「私はあえて補聴器を使っていると話します。いまの補聴器は小さいものから、おしゃれなものまで種類が豊富。私は目立たない小さいものを選んでいますが、お友達はカラフルなもので楽しんでいるみたい。みなさん、家から外へと気持ちが向いたようですよ」 そう心の変化を説明します。そしてもうひとつ、“聞こえることは自分の人生を選べること”と長島さま。 「病気になったとき、病院で先生のお話が聞きづらいと、自分がどんな治療を受けるのかを家族任せにしなくてはいけなくなります。それでは戦う気力もなくなりますよ」

長島さまと清水は8年のお付き合い。定期的に聴力チェック、補聴器の音の微調整や点検をして最適な状態を提供しています。 小型の耳穴補聴器でありながらパワーがありハウリングも少なく、装着感も抜群。「とても使いやすい」と長島さま。

補聴器は私の人生の 最高のパートナーです

いい補聴器は決して安価なものではありません。ですが、「手術も必要なく、聞こえるようになる。いいものが出たらどんどん買い換えた方がいい」とお嬢さんは買い替えを勧めるのだそうです。 一方の長島さまは「使っているうちに愛着がわいて、積極的に買い替える気持にならないんです(笑)」とちょっと申し訳なさそうになった表情から、大切にしていることが伝わってきます。 2008年に目黒店とのお付き合いがスタートしてから、ずっと目立たない耳穴式補聴器を選択しているという長島さま。現在は『ニトロ3miMC』を愛用中です。 「ハウリングやピーピー音も少ない。装着感も着けていることを忘れるほどで、本当に使い心地がいいんです。それといつも技術をもった担当者が私の補聴器を診てくれる。これが聞こえる以上の安心感を私にくれるんです」 さて、当時担当だった弊社代表の清水は「長島さまは本当にポジティブ。それが人生を楽しむ自分をつくっているのではないかと感じますね。長島さまが60代のとき、少し聞き取りづらくなったタイミングで補聴器を着けられたことが非常に良かったのだと思います。日本では補聴器のイメージから先延ばしにする方が多く、脳が聞き取れなくなってから着ける方が多いため効果が出にくいのです」と話します。 補聴器は着けてから調整を重ねながら自分に合った状態にしていくもの。この原則をよく理解されています。「補聴器は道具です。使いこなしていくうちに身体の一部になっていく。それが自然にできているのが長島さまなんですね。82歳になってよりアクティブに過ごされている。おしゃれで、顔色もよくて、いろいろな方とたくさん話しているから受け答えも完璧。視野も広くて思いやりもある。いつも私たちが元気をもらっています」。 もちろん、こうした性格は長島さまが本来、持っているものですが、その性格のままでいられる最大の要因は“聞こえること”。補聴器の存在が積極的な生き方のサポーターになっているのです。